失敗は学びになるシナリオ【東京のヒプノセラピーサロンCOUCHE JOURNEY】
私は人生においてこれまで、数えきれないほどの失敗や間違いをしてきました。
ですが、それらは私に多大な学びを残してくれました。
今回は、その中でも失敗の《金額部門での第1位》をお披露目したいと思います。
以前もチラリとお話ししましたが、私は26歳でシングルマザーとなり、そこから長い間接客営業の仕事をしていました。
仕事ではユニフォームのように毎日ヒール高10センチ以上のハイヒールを履かなくてはならず、1日の仕事の終わりには足の小指が痛くて赤くなっており、しまいには変型してくるほどでした。
そこで私は『痛くないハイヒールを開発したらヒットするのではないか』と考えました。
痛くさえなければ、足を長く見せてくれるハイヒールは大好きだったのです。
そして、ネットで靴について学べる学校を探し、仕事の日を週に1日減らして、週1で学校に通い始めました。 学校を申し込んだ時の私は、夢いっぱいでした!
ところが、学校に通い始めて1ヶ月ほどして気づいたのですが、靴を作るという作業工程は、私の想像とは全く違ったものでした。
後から考えたら、私の中でいつの間にかハイヒールを作るという純粋な目的だったはずが “痛くないハイヒールを開発したキラキラシューズデザイナーとなり現状を変えること” に理想がすり替わってしまっていたのです。
すり替わったというよりも、本当は最初から私の望みは“痛くないハイヒールを開発したキラキラシューズデザイナーになり現状を変えること”の方だったことに自分自身で気づいていなかったのです。
(⚠このような、自分の望みを勘違いすることは実は多くの方に見られる現象なのです。)
ブレた目標のままの学びは実際、デスクワークと1ミリのズレも許されないカッターワークなど、それらが不得意な私にとって神経をすり減らすだけの作業でした。
ですが、私はその理想に執着し、学校に無理して通い続けました。
なぜそんなことをしたのか、そして、なぜ自分の望みを勘違いしたのか?
これものちに考えてみたところ、私は接客営業しかしたことがない自分を心のどこかで否定していたように感じます。
そして、ノルマの厳しい接客営業の仕事に将来の不安を覚えてもいました。
現実から逃げたいという潜在意識が私の中に潜んでいたのです。
執着でなんとかしようと足掻きましたが、どんどん学校に行くことが苦痛になり、ついに10ヶ月目にして途中退学をしました。
金額部門第一位と申し上げたので、金額で言うと、10ヶ月間でその学校の月謝や材料費などに70万円以上かけていました。
シングルマザーであった私には大きな損失となったのも事実です。
でも、そのお金を使ったからこそ本気で足掻き、本気で自分と向き合い、結果として靴のことは学びきれなかったけれど、自分自身というものを学びました。
だから学校をやめ執着を手放し、ふと自分の心の中に少しも後悔がないことに気付きました。
もしも学校に行ってみることをせずにその夢をしまい込んでいたら「あの時学校に行っていれば今ごろハイヒールを作っていたかもしれない」という存在しない未来にいつまでも執着していたように思います。
やってみて失敗したことで、“心が納得した”のです。
そうなると失敗は失敗ですらなかったとも思います。
それを知った私は、これからもきっと自分の心を1番納得させる選択をすると思います。
そんな私の昔話でしたが、このブログが、皆さんがもし何か挑戦することに迷いがある場合のほんのちょっぴりでもヒントとなったら嬉しく思います。
《全ては必要に応じて起きると決まっていたシナリオ》
(ちなみに私の“痛くならないハイヒール”のアイデアはまだ商品化されている様子はないので、そこは、実現できる誰かにそのアイデアをお渡しし、密かにいつか商品化して欲しいという想いはまだ思っています!)
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